『生きてるだけで、愛。』|2018

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『生きてるだけで、愛。』

監督:関根光才

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2018年11月9日 新宿ピカデリーほか公開

本谷有希子による原作小説の映画化は、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(吉田大八監督)、『乱暴と待機』(冨永昌敬監督)に次ぐ、3 作目となります。監督は、TOYOTA、資生堂、ナイキといった企業CM や、AKB48、Mr.Children などのMV などを手掛け、カンヌ国際広告祭でグランプリなど、数々の国際的なクリエイティブアワードで受賞してきた日本を代表する映像ディレクター・関根光才。本作が待望の長編劇映画、初監督作品となります。CM監督として常に時代の空気を鋭く描き出し、わずか数十秒で観るものの心を掴んできた関根光才によって、本谷有希子の人間の本質を描いた疾走感に溢れる世界を、観るものに迫る感情的な映像技法で映画化。日本映画界に新たなる痕跡を残す傑作になることを予感させます。どうしようもない寂しさを抱え、自分をコントロールできない女、寧子と、他人と距離を置き、本音で向き合おうとしない男、津奈木の二人を中心とした、過激で滑稽、そして切実な愛の物語である本作。主人公・寧子役にドラマ「3 年B 組金八先生ファイナル」でデビュー後、映画、TV、舞台と各界からの抜擢が相次ぎ、キャリアを着実に積み重ね、昨年放送されたドラマ「リバース」での演技が話題を呼んだ趣里。寧子の恋人・津奈木役に2017 年度も「日刊スポーツ映画大賞」で史上最年少での主演男優賞を受賞したほか、「報知映画賞」、「キネマ旬報ベスト・テン」、「毎日映画コンクール」での主演男優賞など数々の映画賞を受賞し、若くして現在の邦画界を背負って立つ菅田将暉が務めます。津奈木の元恋人で寧子に津奈木と別れるよう執拗に迫る安堂役に昨年はドラマ「あなたのことはそれほど」や「黒革の手帖」などに出演、リアルな大人の女性を演じ注目を集めた仲 里依紗の他、寧子のアルバイト先カフェバーのマスター・村田役に田中哲司、カフェバーのママ・真紀役に西田尚美、カフェバーの先輩アルバイト・莉奈役に織田梨沙、津奈木の勤務先であるゴシップ誌編集部の上司・磯山役に松重豊、同僚の美里役に石橋静河と、豪華出演者が脇を固めます。

第42回日本アカデミー賞・新人俳優賞受賞(趣里)
第33回高崎映画祭・最優秀主演女優賞(趣里)
第43回報知映画賞・主演女優賞ノミネート(趣里)
新藤兼人賞2018・銀賞(関根光才監督)
第26回レインダンス映画祭コンペティション部門 正式招待

趣里 菅田将暉

田中哲司 西田尚美 / 松重豊 / 石橋静河 織田梨沙 / 仲 里依紗

監督・脚本:関根光才 原作:本谷有希子『生きてるだけで、愛。』(新潮文庫刊)
製作・プロデューサー:甲斐真樹
製作:松井智 藤本款 板東浩二 新井重人 森原俊朗 前信介 上田豊 水戸部晃
アソシエイトプロデューサー:佐藤公美 金井隆治
協力プロデューサー:高口聖世巨 白川直人
撮影:重森豊太郎 照明:中須岳士 音楽:世武裕子 美術:井上心平 録音:山本タカアキ 編集:田巻源太 衣装:立花文乃 ヘアメイク:田中マリ子 助監督:久保朝洋 制作担当:中村哲也

『生きてるだけで、愛。』製作委員会
(ハピネット、スタイルジャム、クロックワークス、ひかりTV、日活、オデッサ・エンタテインメント、グラスゴー15、ポニーキャニオンエンタープライズ、コンテンツ・ポテンシャル)
製作幹事:ハピネット、スタイルジャム 制作プロダクション:スタイルジャム 配給:クロックワークス (C)2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会

予告編

 

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