『イノセント15』|2016

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『イノセント15』   英題:INNOCENT15

監督:甲斐博和

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2016年12月17日 テアトル新宿、渋谷UPLINKほか順次公開

 

『イノセント15』は、現代の地方都市を舞台に、とある秘密を抱えた同級生の2人が織りなす、これまでにない切なさを持ったラブストーリーである。

虐待、ゲイなど、現代の社会問題の暗部を寄辺のない目線で描きながらも、一コマ一コマの画は絵画のように美しく、観客の視線を画面に釘付けにする。演劇出身の監督による繊細な演出が、登場人物達の表情を台詞よりも雄弁に語らせる。淡い「青春映画」の側面を持ちながらも、生きるとは何か、人を愛するとは何か、という永遠のテーマを正面から問いかける、重厚な純日本映画である。

鮮烈なデビューを果たした新人俳優、そして脇を固める実力派俳優たち。CX「恋仲」にて、あどけないルックスで注目を浴びた、新進気鋭の若手俳優、萩原利久(17)。PV、CM などで存在感を示しながらも、自らも監督をこなす才気あふれる女優、小川紗良(20)。萩原利久は映画初主演、小川紗良は映画初出演ながら、圧倒的な存在感を見せ、難しい役どころを魅力たっぷりに演じている。銀の父親、大道役には、「オーバーフェンス」の公開が控える山下敦弘監督の初期作品群で、独特の存在感を見せ続けた、個性派俳優、山本剛史。成美の母親、律子役には、NHK 連続テレビ小説「まんてん」のヒロイン役で人気を博した、宮地真緒。

第18回全州国際映画祭 ワールドシネマスケープ部門
第24回レインダンス映画祭 オフィシャルセレクション
17th ドイツ・ニッポンコネクション
第9回田辺・弁慶映画祭映検審査員賞

萩原利久  小川紗良

影山樹生弥 中村圭太郎 信國輝彦 木村知貴 久保陽香

山本剛史 本多章一 宮地真緒

監督・脚本・編集 甲斐博和
プロデューサー:前信介 撮影: 本杉淳悟 照明: 伊藤貴哉 録音: 内田達也 VE: 桜田公一 整音: 根本飛鳥  カラリスト: 玉田詠空 音楽: 岡田太郎 TEYO スチール: 松井良寛 ヘアメイク:MAMI 川元麻衣 蓼沼仁美 スタイリスト: 部坂尚吾 助監督: 山之内優 制作: 岩切一空 磯野龍紀 宣伝協力:山崎由美子 アソシエイトプロデューサー: クドウフミアキ 北里洋平
制作プロダクション:GLASGOW15  製作・配給・宣伝: TOCA.TOKYO
2016/ 日本/88 分/ ステレオ/ ビスタ/ カラー/ デジタル  (C)2016「イノセント15」製作委員会

予告編

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